2016年7月1日からオーストラリアの学生ビザの申請及び審査方法が変更されました。
一部の国の方は、オンライン申請が可能になるなど便利になりますが申請書類などはあまり変更なく、ビザ取得が簡単になるわけではありませんのでご注意ください。
【学生ビザの申請】
オーストラリアの学生ビザは、オンラインで行います。
平均で2週間程必要ですので時間に余裕を持って準備をすすめましょう。
現在の申請料金はAU$550で日本国内在住の場合留学開始の4か月前から申請できます。
学生ビザは、コース期間 + 1~2ヶ月ほどのの滞在が認められます。
コース終了日から残りの期間は、仮にコース期間中に病気やケガをしてしまい、就学予定期間中に授業が受けられなかった場合を考え、期間を繰り下げて授業を受けられるために用意されている期間です。
また2週間で40時間までの就労許可が付与されます。
オーストラリアは学生ビザで留学する生徒に対し、厳しい規則を設けており、これらの規則に従わない場合、ビザが取り消されます。
【学生ビザの種類の変更】
2016年7月1日より、学生ビザは Subclass 500 となりました。
以前までは、語学学校、専門学校、大学など、教育機関に沿った学生ビザを申請する必要がありましたが、今後は学生ビザの体系(種類)は簡略化されいずれの教育機関の場合も、同一の学生ビザ(Subclass 500)を申請することになります。
【リスクレベルの査定方法の変更】
オーストラリアでは、各留学生の国籍毎に3段階のレベル分けを行なっています。
今までは、申請をする留学生のパスポートの国籍ごとにビザの取りやすさのリスクが定められ国籍により申請方法や取得の難易度が決定していました。
今後は就学する学校にもリスクランキングが付けられ、留学生の国籍のリスクと就学先の学校のリスクを併せてビザの審査がされます。
留学生の国籍のリスク、学校のリスクのランクは3レベルまであり、数字が上がるほどリスクが高いということになります。
このリスクが高くなるとオンラインの申請だけでなく、英語力証明、資金証明書等書類の提出などが求められます。
国籍のリスクレベルがoneの日本国籍者はどのリスクの学校に通われても原則書類の提出などは求められることはないでしょう。
【Genuine Temporary Entrantの提出 】
Genuine Temporary Entrant 、通称GTEと言います。
今までは、中国人やベトナム人留学生など、Assessment Level 3の国の学生に求められることの多かった書類で日本人にはなじみがありませんでしたが、必要書類の1つになりました。
例)この学校とコースを選んだ理由
• オーストラリアを留学地と選んだ理由
• オーストラリアでの生活プラン
• このコースとあなたの過去の学歴や職歴への関連性
• 今後の将来プランとの関係性
などを英語で説明しないといけないので、ビザの申請予定がある方は先にGTEの準備を進めるのも良いかもしれません。
【TPS】
TPS(Tuition Protection scheme)は資金ぶりの苦しい英語学校から留学生の学費を守るため、留学生の大切な授業料を幾つかの数週に区切り、支払いが可能になるシステムです。
基本的にはいずれの教育機関も、留学費用は単一のコースで24週以上申し込みの場合、最大50%までしか受け取ってはいけないということになっており、学校によっては「24週間分の授業料で48週間の学生ビザが取得可能」という場合もありますのでエージェントに相談してみてください。
ビザ申請方法・学校の探し方などささいなことでもお気軽にP.O.C.fieldにご相談ください♪
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