語学留学やワーキングホリデーで人気の渡航先、オーストラリア。
7年連続で世界一住みやすい都市となったメルボルンをはじめ、暮らしやすい都市が多く、豊かな自然にも囲まれ、オーストラリアの固有種であるコアラやカンガルー、ワラビーなど、人気の動物たちにも出会えるオーストラリアは、ワーキングホリデーにはピッタリです。
オーストラリアへワーキングホリデーに行くためにはどうしたら良いか、オーストラリアでのワーキングホリデーではどのような体験ができるのか、ビザ申請の大まかな流れも合わせてご紹介いたします。
ワーキングホリデーは必ずしも働かなくてOK?勉強もできる?
「休学してワーホリに行って貴重な体験をしてきた」
「会社辞めてワーホリ行って人生変わった」
など、ワーホリ、つまりワーキングホリデーに参加したという話を聞いた時に、どのようなイメージを抱くでしょうか。
ワーキングホリデーというと、ワーキングという言葉から、海外に中長期的に滞在して仕事をしながら生活するイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。
ワーキングホリデーでは、もちろん海外に滞在して働くことができます。
アルバイトでも社員としてでも、滞在期間中は自由に就労できます。
しかし、働くだけでなく、実は「どんな過ごし方をしてもOK」というのがワーキングホリデーの特徴なのです。
むしろ必ずしも働く必要はなく、旅行を楽しんだり、語学学校や専門学校に通って勉強したりすることもできます。
通常海外へ渡航する際には旅行なら観光ビザ、留学なら留学ビザ、働くなら就労ビザといった具合で渡航目的別にビザを取得します。
短期の観光であればビザ不要という国でも中長期の滞在ではビザ申請が必要です。
ワーキングホリデーは通常のビザ申請とは少し異なり、認可証を取得できれば滞在期間中はルール内であれば何をやってもOKという「なんでも」ビザなのです。
外務省は2020年現在24ヵ国の国とワーキングホリデーの協定を結んでおり、対象の国では休暇を過ごすという主目的で18歳から20代の若者が一定期間を自由に過ごせます。
滞在できる期間、年齢やその他の条件は国により異なります。
オーストラリアのワーキングホリデー>
暮らしやすく、見どころや遊べるスポットも充実しているオーストラリアは、ワーキングホリデーの渡航先として非常に人気です。
英語圏であり英語のスキルアップが目指せるところ、移民が多く外国人の受け入れが盛んであるところ、気候が安定しており過ごしやすいところ、観光地が充実しており遊べるスポットが多数あるところなどが人気の理由です。
そんなオーストラリアのワーキングホリデーについて詳しく見ていきましょう。
オーストラリアのワーキングホリデー
・滞在期間の上限は1年間です。
・就学期間の上限は4ヵ月です。
・同一雇用主のもとで最長6ヵ月まで就労できます。
・ワーキングホリデーに行けるのは18歳以上30歳以下です。
オーストラリアのワーキングホリデーでできること
・アルバイトでも社員でも、1雇用主のもとで最長6ヵ月働くことができます。
・最長4ヵ月、語学学校や専門学校で学ぶことができます。
・ホームステイ体験もできます。
・大学の論文などのための調査や研究など、長期間滞在しなければできないことができます。
・国内旅行を楽しんだり、雄大な自然の中でスポーツやアクティビティを楽しめます。
・ボランティア活動に参加することもできます。
オーストラリアで暮らす魅力
オーストラリアは住みたい国、暮らしたい国として常にランキングトップに入る人気の国です。
メルボルンは世界一住みやすい国とされたこともあり、多くの移民が暮らしています。
人種のるつぼであり、アジア系の移民や留学生、駐在員が多く暮らしているため、日本人がワーキングホリデーに参加しても自然に馴染むことができますし、アジア系の食材も手に入りやすいです。
また、オーストラリアには多くの世界遺産や自然遺産があり、旅行を楽しむにも最適です。
自然が豊かなので、日本では経験できないような雄大な自然を全身で感じられるようなネイチャーアクティビティを楽しむこともできます。
南半球にあるため日本とは季節が逆転しますが、時差が少ないので、日本の家族や友人と連絡を取る上でもとても便利です。
オーストラリアへワーキングホリデーに行く方法
それでは、オーストラリアへワーキングホリデーに行くための方法について、その流れを簡単にご説明いたします。
1.オーストラリアワーキングホリデーのビザを取得する
オーストラリアのワーキングホリデービザをオンラインで申請し、取得します。
全て英語での申請になりますので、思いの外時間がかかります。
しっかり読み込んで誤りや抜けが無いように注意して申請しましょう。
ワーキングホリデーには定員があるため、思い立ったらなるべく早めに申請しましょう。渡航したい時期の3ヵ月以上前には取得しておくことをおすすめします。
※申請については、この後もう少し詳しく解説します。
2.語学学校や専門学校、就労先を探す
語学学校や専門学校で勉強したいという方は、日本にいるうちから学校探しをしておくとスムーズです。
※POC fieldでも、英語力やワーキングホリデーの仕事探しなど目的に合わせた学校をご紹介できますのでお気軽にご相談ください。
滞在期間が1年で、就学は4ヵ月しかできないため、もちろん渡航後に学校探しをしても良いですし、仕事も同じく渡航後に探しても見つかります。
ただ、日本とオーストラリアの履歴書(RESUME)の違いや、英語のインタビュー(面接)でなかなか苦戦したり、思いのほか時間がかかってしまったり、予想外に苦戦してなかなか見つからなかったりすることもあります。
しっかりと準備できるものは準備して、渡航することをおすすめします。
3.渡航日程を決めて航空券を手配する
渡航する日を決めて航空券を手配します。
帰国日が決まっていない場合はオープンチケットや片道の航空券を手配します。
オーストラリアでワーキングホリデーする際、入国した都市以外も帰国前に回られる、ラウンドをして帰国する方も少なくありません。
個人的には片道で入国されるのがおすすめ。
4.保険の手続きをする
海外旅行へ行く時に保険に入るかどうか迷って、結局入らずに旅行へ行ったという人も少なくないのではないでしょうか。
短期の旅行であれば自己責任ということで保険に入るかどうするかは人それぞれで良いのですが、中長期滞在する際には保険には入っておくことが必要になります。
病気や怪我に対応してくれる保険はもちろん、損害賠償も入っておくと安心です。
5.役所の手続きをする
海外に長期滞在する際には、役所に海外転出届を出しておくと、不在期間中の住民税の支払いが不要となったり、年金の支払いが任意になったりします。
海外転出届の提出は任意なので、日本にいない間も住民税などを払い続けても構わなければ提出は不要です。
6.出発
準備が整ったらいよいよ出発です。
充実したワーキングホリデーになるよう、思い切り楽しみましょう!
オーストラリアのワーキングホリデービザ申請方法
ワーキングホリデービザの申請方法について、少し詳しく解説します。
申請の条件、用意するもの、申請の流れについてまとめますので参考にしてください。
申請の条件
オーストラリアのワーキングホリデー申請をするためには、以下の条件を満たしていなければなりません。
・オーストラリアに12ヶ月以上滞在する意思がない
・扶養する子どもが同行しない
するもの
ワーキングホリデー申請のために用意するものは次の通りです。
・クレジットカード(本人名義のものである必要はなし)
・パソコン(スマホや携帯電話はNG)
・メールアドレス
・英文銀行残高証明(約50万以上が目安)
申請の流れ
申請のおおまかな手順について解説いたします。
2.ImmiAccountを取得したら、「My application」の中で「New application」を選択する
3.「Work & Holiday」の中の「Working Holiday Visa (417)」を選択し必要事項を入力
4.全ての入力が完了したらクレジットカードを選択してビザ申請費用を支払う(2019年5月現在で450ドル)
5.ビザ申請完了後、移民局からビザ発給レターのメールを受け取る
まとめ
オーストラリアのワーキングホリデーについて、ビザ申請方法についてご紹介しました。
ワーキングホリデーでは自由に勉強したり、働いたりしながら海外生活を満喫でき、留学とはまたひと味違う貴重な体験をすることができます。
興味のある方はぜひ参加してみてください。
POC fieldでもワーキングホリデーのサポートを無料でしております。
お気軽にご相談ください。
動画でもワーキングホリデーの概要についてもお話しております。