【留学先情報】オーストラリア-ブリスベン/ケアンズ

以前オーストラリアのシドニーとメルボルンをご紹介させていただきましたが、今回は同じくらい留学生に人気のある「ブリスベン」と「ケアンズ」をご紹介いたします。
どちらもそれぞれ特徴があり、魅力的な街なのでぜひ都市選びの参考になれば幸いです。

ブリスベン

ブリスベンは、オーストラリア・クイーンズランド州の州都で 、一年中温暖な気候に恵まれています。
真冬の季節でも、朝晩は冷え込みますが、日中は晴れていればシャツ1枚で過ごせるほどの陽気です。
オーストラリア第3の都市として知られるブリスベンは、治安もよく日本人も多いことから海外経験が少ないという方でも、比較的気軽に訪れることができる都市と言えるでしょう。
ブリスベンのシティには、高層ビル、ブリスベン川沿いのボタニックガーデンや博物館、美術館など文化活動の盛んな街らしい顔ものぞかせています。
また、シティから車で1時間ほどの距離には、美しい白砂が延々と続くサーファーズ・パラダイス・ビーチが有名な「ゴールドコースト」があります。
ブリスベンは、暖かい気候と多くの自然を満喫するのに絶好の街でしょう。

コアラとカンガルーがたくさんLone Pine Koala Sanctuary(ローン・パイン・コアラ・サンクチュアリー)

130頭以上のコアラがいる世界最大のコアラ園が、ローン・パイン・コアラ・サンクチュアリーです。
開園当初は、2匹しかいなかったコアラが、今やその数でもブリスベンが誇る世界最大で最古のコアラ園となりました。
また、コアラ以外にもカンガルー、ワラビーなど、様々な動物たちが園内にはいます。カンガルーは、人間が柵の中に入り自由にカンガルーと遊ぶことができるようになっており、カンガルーも人に慣れていて一緒に写真を撮ったりするこができます。
もちろん、コアラも抱っこはできますし一緒に写真を撮れるブースもあり、充実した動物たちとの触れ合いの時を過ごすことができる場所です。

ユニークなビーチが、楽しいサウスバンク・パークランド

ブリスベンシティーから、ブリスベンリバーを渡ったところにあるサウスバンクは、以前ブリスベン国際レジャー博覧会が開催されたエリアです。
現在は、その跡地が公園となっており、博物館や観覧車、ウォーキングコース、そしてお洒落なカフェやレストラン、お土産ショップが建ち並んでいます。
また公園の特筆すべきが、Streets Beachという名称の人工ビーチ。
ビーチは白砂で、深さも最大1.8メートルですライフセーバーが常駐しているので遊泳も安心です。
シティの高層ビルとブリスベン川を眺めながら、ビーチ気分を味わえるユニークな人工ビーチプールです。

フェリーで1時間ちょっとで、気分はハワイな「タンガルーマ・アイランドリゾート」

ブリスベンからのショートトリップとしておすすめなのが、砂で出来た島「モートン島」です。
野生のイルカがやってくることでも有名なモートン島には、リゾートホテル「タンガルーマ・アイランドリゾート」があります。
島では、イルカの餌付け（滞在中1回だけ参加可能）砂滑り、シュノーケリング、ダイビング、シーカヤック、4輪バギー体験など、80種類ものアクティビティを楽しみながら、のんびりと自然の中で過ごすには最高の場所です。
島内には、宿泊施設としてビーチ沿いのコテージと、少し奥まったところにホテル棟があり快適に過ごすことができます。
また、ビーチ近くにはカフェやバー、オーストラリア料理、バーベキュー、中華料理、ビュッフェなど、レストランも充実しています。

一度は味わいたいご当地グルメ

George’s Paragon Seafood Restaurant（ジョージズ･パラゴン･シーフード･レストラン）

ブリスベンの街並みを眺めながら、本格的なギリシャ料理とオーストラリアのシーフード･メニューが堪能できるブリスベン川沿いのレストラン。
ガラス張りの店内は、上品な雰囲気で値段が高めに見えますが、ランチ･タイムと17：30から18：30までは、ほとんどのメニューが半額です。
おすすめのシーフード･チャウダーは、タスマニア産のホタテ、ビクトリア州産のムール貝、バラマンディーなどを使用した旨味たっぷりのスープです。

ケアンズ

オーストラリア、クイーンズランド州のケアンズは、一年中温暖な気候で雨期（12月〜３月）と乾期（4月～11月）に分かれています。
雨期には、降雨量も増え台風が来ることもたまにありますが、トロピカル・リゾートを満喫できる地域です。
そして、ケアンズの魅力は、何と言っても大自然です。
その雄大なエリアで、トレッキング、ダイビング、乗馬、フィッシングを思う存分楽しめます。
また、クイーンズランド州はコアラの抱っこがＯＫですので、動物たちと戯れるのも魅力的な過ごし方となります。

野生あふれる趣がある世界遺産「キュランダ村」

原始時代の植物で覆われた地球最古の森林に囲まれた「キュランダ村」。
高原の村キュランダは世界遺産に指定されており、森林や沼地の中を「アーミーダック」という水陸両用車で探検を楽しむことができます。
生い茂る熱帯雨林を見渡したいときは、世界最長級のゴンドラ「スカイレール」に乗ると、広大な熱帯雨林の群生を見学できます。
キュランダ村では、アボリジニのグッズや伝統工芸、ブーメラン投げ体験、コアラを抱っこできる“コアラガーデン”や、見ると幸せになれると言われている伝説の青い蝶々に会える“バタフライサンクチュアリ”など様々な施設も充実しています。
また、長い筒状のアボリジニの楽器「ディジュリドゥ」の演奏体験も行えるなど、まさしくアボリジニ文化に触れるチャンスが盛りだくさんの村です。

まさに、ジブリ映画の天空の城のような「パロネラパーク」

「パロネラパーク」は、東京ドームのおよそ半分の広さを持ち、ジブリ映画「天空の城ラピュタ」のモデルとも言われる神秘的な世界が広がっています。
パロネラパークは、スペイン移民ホセ・パロネラが「城」に住みたいという夢を自分で叶えるため、過酷な労働をしながらも熱帯雨林の茂る荒れた土地を開拓し、5年以上の歳月をかけて城とパークを造り上げたそうです。
古代遺跡のようなスペイン風の城は、熱帯雨林の緑に覆われ、緑の苔が生えたその姿は荘厳な雰囲気を感じます。
夜には、建物全体がライトアップされて、その姿は一層幻想的に見えてきます。
晴れた夜空には、満点の星が輝きロマンティックな気分が高まってきます。

サンゴ礁からできている島「グリーン島」

グレートバリアリーフの緑の宝石と呼ばれる「グリーン島」は、ケアンズから27キロの沖合に浮かぶ、1周徒歩で40分ほどの島です。
グリーン島は、18世紀にイギリスの海洋探検家であるキャプテン・クックが発見した島です。
約6000年という歳月をかけて大自然が造り上げたと言われる珊瑚の島「グリーン島」は、中央に熱帯雨林が生い茂り、周囲の青い海と調和しています。
グリーン島では、シュノーケリングやダイビング、グラスボトムボートなどが楽しめるなどアクティビティも充実している島です。
ビーチで澄み切ったきれいな海を眺め過ごしたり、緑の森を散歩したりとのんびりするにもいい場所です。

一度は味わいたいご当地グルメ

「Dundee's Restaurant on the Waterfront（ダンディーズ・レストラン・オン・ザ・ウォーターフロント）」

オーストラリアならではの食材、カンガルー、エミュー、クロコダイル、バラマンディーなどを食べられるケアンズの老舗のレストラン「ダンディーズ」。
焼いて、トマトソースやベリージャムで食べるアボリジニ伝統のブッシュ・フードが食べられるレストラン。
日本では、滅多に食べられないオーストラリアの名物料理を食べることができるのは、旅の一つの思い出にもおすすめですね。
メニューには、本場のオージービーフやケアンズ近郊でとれたオイスターやエビなどのシーフードメニューもあります。